【世界最先端の研究が教える すごい心理学】
★読んだ目的
①営業において心理学がどのように関係しているのか知る
②物事に対する解釈のパターン数を増やす
★学んだこと
①
・選挙で当選する確率が高いのは、「候補者自身が魅力的であることが重要」という 現実を認識していた人々
つまり??
提唱する政策の良し悪しが決めるのではない
とにかく政策を扱える自分自身の器を磨くことが大事
(考えたこと)
W=V×Lという富の方程式がある
Wralth(富)=Value(内的価値)×Leverage(外的価値)
これを上記に当てはめると、富は自分自身の価値×政策
このことからどれだけ政策が素晴らしくても、自分自身の価値が0に近しい値であったら、残るものは非常に小さいものになってしまう
営業においても、商品の良し悪しは言い訳でしかない
どんな商材でも扱える自分になる、そんな魅力的な人になることが大事
・単純接触効果
接触頻度が高い人ほど、好意が高まる
(考えたこと)
「人は環境の動物」という言葉があるように、その環境に身を置くことで、その環境の人物になるから好かれるようになる
人は自分と似た感覚の人間を好く傾向にあるのでは?
つまり??身を置く場所が非常に重要!!
例)前向きな人が多い環境⇒自分も前向き ヤンキーが多い環境⇒自分もヤンキー
この傾向を前向きに捉え、自分を成長させることができる環境に身を置きたい
営業においても、マメに顔を出したり、連絡することで人間として魅力的に、そして信頼関係を紡ぐことができる
・売れるセールスマンに共通する特徴
どんな物事に対しても積極的
(考えたこと)
今後「主体性」などの目に見えない力によって、成果などあらゆるものに差が生じてくる可能性がある
なぜ?時代背景的に
昔は日本型の雇用形態が主流であったため、一度入った会社でもめ事を起こさなければ自然と昇格していった
しかし現在は、人口減少やテクノロジーの発展などを受けて、企業の縮小化も進み、雇用形態も日本型からアメリカ型(ジョブ型雇用)に移行している流れがある。
このことから、人材において考えると、ただ言われたことだけやっているようではこれからの社会、企業においてあまり価値を生み出さない
自分で考えて、わからなければ質問して、、というような自分で道を切り拓いていける人だけが今後生きていける社会となる。
②
・緊張したときの解釈
プレッシャーがかかっている場面では、プロでさえも実力の80%しかだすことができない
つまり?
×プロでも80%しか出すことができないなら素人の私はもっと失敗する確率が高い、、
〇プロでも20%は失敗する 素人の私ならもっと高くて当たり前
(考えたこと)
普段から出しておく全力の基準値がかかわってくる
例)草野球のプレーヤーの練習100回
イチロー選手の練習1000回
全力でパフォーマンスを発揮するための基準値は人それぞれ
緊張したときでも、ある程度力を出すことができるレベルに自分を引き上げておくことが大事
・集団をまとめるためには?
「いけにえ」を作る
いじめの対象がいると、それ以外が一つにまとまる傾向にある
これを「黒い羊効果」と呼ぶ
(考えたこと)
組織で活かすためには?(ある程度立場がある状態で)
あえて厳しくするなど、、部下から好かれない立場をとることで、部下から悪口を言われるようふるまう
⇒メンバーの一体感、凝集感が増すのでは?
ただこれは会社というある程度守られているところでやるから効果がある一種の手法
独立したら、信頼関係が命となるので、「あなたと仕事がしたい」と言ってもらえるような人間性を磨いておく
★To Do
ひとつの物事に対して、別の解釈はできないか考える
(尊敬する人ならどう考えるか?と視点を切り替えてみる)
ーこれが俯瞰的視点や多チャンネル思考の練習になる
★感想
心理学を考えるうえで一番大事なスタンスは、相手の目線に立って考えることだと思った。
自分が心理学を使用するという自分中心でいつまでも考えていると、相手にその雰囲気は伝わってしまう。
相手ならどう考えるか、自分がされて嫌なことはしない言わないなど、とにかく相手ファーストが一番大事